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創造産業の事例

創造産業」に興味があります。

創造産業については、このサイトでも以前に

創造ファンドは「創造業」を応援します

という記事を書きました。

そして、この思いから、ファンド採択事業者の交流会の名称を

豊能創造産業ネットワーク

という、いささか、いかめしい名前にしたのです。

このネットワークの会合は、毎月第三金曜日に行われています。

講師は、辻 イト子さん

12月17日に豊中商工会議所で行われた創造産業ネットワークの
交流会には、ブランケネーゼの東社長のご紹介で、辻 イト子さんを
お招きして、地域資源による地域活性化事例をお話しいただきました。

この場合の地域資源とは、地域の人的資源、つまりみかん農家の
おばちゃんに代表される地域の普通の方たちです。

創造産業による地域活性化のプロセス

辻 イト子さんが実践されてきた地域活性化プロセスは次のとおりです。

ステップ1:フロントランナーの登場

もちそん、それは、辻 イト子さんです。

最初の一歩を踏み出すのは、ひときわエネルギーが要ります。
なにせ、周りからは「やめとけ」「やめとけ」の雨あられ。

それでも、「人生一度きり。やりたいことを思い切ってやる」ことが
意外な展開につながりました。

フロントランナー 辻 イト子 さんは鮮烈なデビューをされます。

それが、今見てもパンチの効いた ユニクロさんのCM
(注意:クリックすると動画が再生されます。画像もですが、音声も強烈です。
あなたの周りの状況に十分配慮して、クリックしましょう。)

聞いた話ですが、このCMオンエアによりユニクロさんの年商が飛躍的に伸びたとか。

芸能、CMなどは、創造産業の代表的ジャンルです。

ステップ2:周囲への布教

オーディションを受けたり、CMに出たり、有名人と共演したり。

これは、地域に住む人々にとっては想像もつかない世界。

でも、自分の体験を熱く、楽しく語ることで、かつては反対していたり
批判してたりした周囲人たちも少しずつ変わり始めました。

「私もやってみたい」
「私も仲間に入れて」

フロントランナーがいることで、遠い世界が急に身近な世界に。
地域に熱い輪が広がり始めます。

創造産業の担い手が増え始めます。
大げさに言えば、「クラスター」の形成開始です。

ステップ3:組織づくり

そこで辻さんは、普通の主婦、おばあちゃんたちを
タレントとして活躍させるプロダクションを作ります。

それが

主婦タレント中心の芸能プロダクション 有限会社みかん山プロダクション

です。地域の熱い思いの受け皿を整備することで、
地域の人たちの活動が一層活発化します。

創造産業の「産業」としてのスタートアップです。

ステップ4:ブランド化

信頼はシフトする。ブランドもシフトする。

ということで、私も一緒に写真をとっていただきました。

辻イト子さんとのツーショット

トップランナー辻さんの知名度を活かすことで、
組織や組織メンバーの認知度は比較的容易に高まります。

情報が豊富にあふれてる情報社会においては
情報を知ってもらうために、ブランド化することはとても重要です。

残念ながら、おおさか地域創造ファンドはこのステップができていません。

ステップ5:他の地域資源の活用

何かのきっかけで、地域が注目されたり、地域にブランドができると
次はその知名度を活用して、地域の他の資源の活用を行います。

辻さんの場合には、「みかん飴」の販売事業です。

みかん飴

そのために設立されたのが 株式会社みかん山本舗 です。

「みかん山」が共通していますから、いわゆるファミリーブランド化です。

「みかん飴」を皮切りに、今後関連商品を開発していく予定だそうです。
実は 豊能地域の採択事業者とのコラボレーション も計画されています。

創造産業のコアである「創造性」が、地域にスピルオーバーしていくプロセスです。

コアの創造産業と、地域の他の産業のコラボレーションにより、
地域の活性化が進展します。

豊能創造産業ネットワークの活躍に期待!

おおさか地域創造ファンド 豊能地域採択事業者さんをコアメンバーとする
ネットワークの2010年を締めくくるのに本当にふさわしい事例紹介でした。

おおさか地域創造ファンド 地域支援事業は、
上記の各ステップの活動を応援するための助成金です。

豊能地域で、有形無形の地域資源による地域活性化に取り組まれている
あなたには、ぜひ、この助成金制度の活用を検討していただきたいと思います。

また、採択事業者さん、ネットワーク会員の皆さまには、
地域活性化のフロントランナーである」との自覚を持って
採択事業の立ち上げ、新ビジネスの立ち上げによる地域活性化に
一層貢献いただきたいと思いました。

辻 イト子さん、示唆に富んだお話、ありがとうございました。

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2010年12月18日

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